10年ほど前のある日本橋 風俗の話である。
そのビルにはピンサロがひしめきあっており、まさに群雄割拠の様相を呈していた。
ただでさえ競争が激しいこの世界で同じ業種が立ち並ぶということは、それぞれが何らかのウリを作っていかないと、とてもじゃないが生き残っていけない。
だからどこのお店も、値段を頑張ったり、GAL質やサービスを高めたりと、企業努力を惜しまなかった。
日本橋 風俗ベリーズ
ただ、値段もGAL質にも限界というものがある。
そこであるお店はピンサロという概念をぶち壊そうとしたのだ。
まずオプションにこだわり、ただの顔射ではなくベロ射というものを導入するなど様々なアイデアを実現させた。
さらに、店内を改造しイメージプレイ専用の部屋をいくつか作ったのである。
本物志向にこだわったそのお店は、本物の自動車を店内に置き、車内エッチをリアルに再現したのだ。
ピンサロの可能性をいろいろ感じさせてくれるお店で、今でも印象に残っている。